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Posted by ミリタリーブログ at

2013年09月16日

ノンブランドM24



前回のM40の結果が良かったのを見た

知人がとんでもない最悪の固体を実験台として

を持ち込んできました。

メーカーもわからない中華のM24です。(機関部は中途半端にVSR)



予想を遥かに超える酷い固体で

ほぼ100パーセント2発給弾。

初速が25~30

HOPレバーの緩み&調整のやりずらさ

そして…


マガジン。

マガジンが外寸はAPS系なのですが

マガジンリップがVSRと言うとんでもない物で

流通もあるのか無いのか…

多種流用加工も出来るのですが今回はマガジンの加工は無しで

本体をまともにするコトに専念しました。

まずは当たる当たらない以前に弾を飛ばすコトからのスタートでした。


2発給弾とか低い初速は調整次第でいくらでも調整可能なので

問題ではないのですが

作りの悪いチャンバー&バレルの加工がメインとなりました。



今回もバレル長は短いセッティングで行きます。

予想はしていましたが

インナーバレル内部、HOP窓の仕上げが雑です。

この辺も精密ヤスリで仕上げれば何も問題ないです。

チャンバーブロックの仕上げも酷く

左右張り合わせなのですが

バリや面出しが出来ていないので

この辺もきっちり仕上げます。

HOPレバーがプレスの薄い板状で

レバーを動かすと、たわみマトモな調整が出来ないシロモノでした。

この辺を新規に作るのも時間的に無駄です。

もちろんVSRのパーツを流用するのも良いのですが

コストも上がるので

原始的なのですがアウターバレル上部にイモネジを立てて

そこで微調整できるようにしました。

美観的にはよろしくないですが、

スナイパーライフルにとって一番大切なアキュラシーに重点を置きました。

チャンバー&バレルのチューンは前回のM40同様の内容なのですが

今回は前回よりチャンバー周りのフィッティングをタイトにしたのと、

HOPアームをイモネジで固定しているのが良かったのか

初速誤差が1以内で収まり

0.2gで89~90で

一番安定している状態では90.01~90.05の状態を5発連続で出せました。

正直ココまでの安定性は予測しておりませんでした。

あとは野外試射で良い結果が出せるかどうかですね。

ソコが一番肝心なので。

この最悪なM24で良い結果が出せれば

だいたいのボルトアクションで良い結果が出せると思います。





  

Posted by ブラックホーキンス at 22:01Comments(2)カスタムガン