2016年06月08日
この状態で弾が撃てます。



今回のオーダーの一番のメインは
給弾システムの一新でした。
G&GのMG42は電動給弾ドラムマガジンでの給弾なのですが
マガジンが駄目すぎてまともに撃てません。
それとドラムオンリーの為
ベルトリンクを装填した状態ではモデルガン状態で
エアソフトとしては楽しめませんでした。
そこでベルトリンクでもエアーソフトライフを楽しめるように
60連形2500発強制給弾マガジンを製作いたしました。


給弾ルート1メートル強になります。
普通の電動給弾マガジンだと1メートル強の給弾ルートでは
弾を押し切れるパワーが無いので
MK43のマガジンを改良というか改造して作りました。
https://www.youtube.com/watch?v=TJ8DRfKEqME
秒間26発でも給弾いたします。

https://www.youtube.com/watch?v=TDj8kBItHI4
給弾機のパワーは桁違いにパワーアップさせました。
音は完全にエアソフトアイテムと言うより
電動工具のサウンドです。
そしてドラムでの運用もできます



実物マガジンケースに190連マガジンを仕込みました。
マガジンケースは無加工で
内部に190連マガジンをベルクロで固定で
弾入れとゼンマイの巻上げは
ドラムから190連を取り出しておこなう事で
ドラムケースの加工も無く
外観のディフォルメも一切無い物になりました。
銃に接続時はドラムのシャッターを開けて給弾リップを引きずり出して
接続します。
ドラムマガジン運搬時はリップをドラム内部に収納出来ますので
エアソフトマガジンには見えないです。

※写真はベルト形マガジンです。
リップ形状は全てのマガジンを同一形状にしてあるので
フィードカバーを上げてワンタッチで接続できます。
この接続の時、リップを銃に挿して
リップを90度前に倒すのですが
その時の手の動きが実物のベルトリンクをフィードトレイに装填するような
動きで気分が良いです。
大した事じゃないのですが気分は重要です。
あとチャージングハンドルロックも形状変更しました。
G&Gのは形状が悪くロックのトコまで届かないんですよ。
なのでバーナーで炙り叩いて整形しました。

あとG&GMG42の最大のウリでもあり最大の泣き所でもある
バレル分離機能なのですが
バレル装填後にチャージングハンドルを引いてチャンバーとインナーバレルを引きずり出して
メカボと連結させるのですが
バレルユニットを後方に引くとインナーバレル長が短く

このような感じで駄目なサイレンサーみたいな事になっております。
なので運が悪い固体に当たると
弾が当たり砕けてマズルから砕けた弾が飛んでいきます。
コノ固体も2本あるバレルのうち1本が駄目でした。
なので

アルミでスペーサーを作り解決いたしました。

このような感じできっちりとしたパイプ形状になり
問題も起きません。
副産物として僅かですが音質が少し変わります。
あと
たぶん世界初だと思うのですが
https://www.youtube.com/watch?v=lIh_17YhXIg
焼けたバレルを再現する為に
スモークエフェクターを仕込みました。
色々と問題があってトリガー連動とはいかないのですが
ある程度射撃して
気分が盛り上がった所で
有線式外部リモコンのスイッチを入れる事で
発煙が始まります。
今回初めて作った物なので
まだ不明な点も多く
わからない事だらけなので
次に作るとしたらまだ先になると思います。
それまでは発煙に関しては
オーダー受けません。
今回はこんな感じのオーダーで、
3ヶ月の長期製作と初挑戦ばかりでプレッシャーとストレスが
凄かったです。
少し休養をとって次のオーダーに入ります。