2016年11月17日
次世代改スタンダード

割と普通のオーダーなのですが
次世代レシーライフルをスタンダード式にして
性能重視のサバゲウエポンにして欲しいとのこと
リコイルウエイト、ボルトストップ、ブローバックギミック の除去
内部をチューンしてレスポンス重視にしました。
使用モーターを巷で話題のサマコバにするか
ロネクスA1にするかA2にするか
色々と試した結果A2を組みました。
A1のがレスポンス上なのですが
次世代ピストンって歯が半分で
強烈なトルクに耐えられるか心配だったのでA2を選択。

そして
ストックパイプ内にリポインできるようにしました。
コレで通電性に問題も無く
専用バッテリーを使うことなくリポバッテリーが使えます。
今回、始めてマルイ次世代メカボをチューンしたのですが
従来のスタンダードより難しいですね。
ギアの調整なのですがスタンダードと同じ感覚で
やるとハマります。
ギアや軸受けやメカボ内寸法を計測したのですが
ギアの厚さがギリギリまで厚いので自由度が少なく
社外品のギアと軸受けをノーマルより厚い物を選ぶと
セッティングが出ません。
パーツ選択の段階で完成度が大幅に決まるので
注意してパーツを選んでください。
それと、
シム調整のやり方なのですが
次世代は通常と違いセクターからシム調整した方が良いです。
その理由なのですが
セクターの自由度が一番少ないからです。
次世代のセクターはピストン歯とカットオフレバーとタペットプレートとスパーギアーが
密接にからみあう場所で
位置出しすると極僅かなポイントしかありません。
スパー基準とかベベル基準のシム調整をやると
セクターが上記のどれかに接触してしまうのです。
なので
セクター → スパー → ベベル
ってやり方がベストだと思います。
スパーはセクターに合わせれば位置出しできます。
んじゃあベベルとピニオンの調整は?
ってなりそうですが、
次世代ベベルは逆転防止ラッチがギア歯と兼用の為
ギア歯が長い為に自由度が凄くあります。
極端に上でも下でも対応できるのでご安心下さい。
それとベベルとスパーの軸ウケ位置が近い為
使用するシムは小径を使わないとシムがギアに接触するので
注意が必要です。
次世代チューンを簡単にまとめると
チューンに自信が無ければ
駆動関係はノーマルで良いと思います。
ピストンヘッドと軸受けの変更とHOP回りで十分に
性能を発揮できると思います。
カスタムすると沼です。