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Posted by ミリタリーブログ at

2015年11月24日

I kill quietly?






今回の依頼はKJワークスのスタームルガーです。

ぶっちゃけマルシンのコピーです。

悪くないのですが良くもないです。

基本設計が古い固定スライドガスガンなのですが

ソーコムMK23なんかよりも古い物(マルシンの)なので

現代レベルの物と比べると凄く残念な性能です。

当方に送られてきた時点で少し手が入っていたので

トリガーの重さは軽減されていたのですが

弾道もアチコチ好き勝手に飛んで

狙って当てられる性能では無かったです。

バラす前から原因は理解してました。

全ての問題はバレルとHOPシステムです。

なので、




製作いたしました専用HOPバレル。

固定HOPなのですが

電動ガンの長掛けHOPと同じ物になります。

弾をパッキンに咥え込んだトコでHOP回転を掛けるので

安定したHOP回転を実現できます。

それとKJの外径8ミリバレルのままだと

インナーバレルとアウターバレルのクリアランスが大きくて

インナーバレルがガタガタです。

その辺もアウター内径に合わせて太めでクリアランスも極力減らしました。

ただアウター内径とぴったりにするとバレルの動きも悪くなるので

適度なサイズにいたしました。

HOPの強さも強すぎず弱すぎず

浮かずに真っ直ぐ飛ぶトコに合わせて最大射程は狙いませんでした。

HOP強めにすると固定スライドハンドガンの場合トリガー引く力で

銃身がぶれまくりで素直な弾道にならないんですよね。


それとノーマルのサイレンサーが効果が無いに等しかったので

サイレンサー内部も変更しました。

コレでフィールドでも静かに相手を殺せると思います。



  
Posted by ブラックホーキンス at 22:46Comments(2)カスタムガン

2015年11月15日

Disposable Heroes



今回はE&LのAKMのチューン&外装仕上げ直しです。

















外装は持ち込まれた段階で錆び錆びだったので

磨きなおしてブルーイングしました。

E&Lの材質はスチールなのですが質の悪いスチールで

すぐに錆びます。

錆びた方がソレっぽいと言うヒトもいますが

材質が悪いので一度でも錆びさせると

進行が早いのと必ず定期的に錆びます。

箱出し状態がグリスでベタベタなのは

錆び防止のためで

このAKが錆びやすいのはメーカーも知ってるのだと思います。





かっこよく錆び?ればまだ良いのですが

赤くプツプツと錆びるのは正直かっこ悪いです。

それとエイジングと称して表面を荒らして

地肌を出す方もいますが、

E&Lだけは止めた方がよろしいと思います。

ほんと質が悪いので。





木の部分は傷のリペアとオイルステインのやり直しです。

依頼主の希望で色は赤系との事だったので

マホガニーのオイルステインに赤の顔料を足して

赤みを強くしました、



このキルマークみたいな傷を消して欲しいとの事ですので






元のウレタン塗装を剥がして木部補修用充填材で補修して
アクリル絵の具で傷の部分を描きなおし






薄い色のステインで整えて



調色したステインで赤く染めて




1液ウレタンニスで仕上げました。




内部部品はマルイケースとマルイモーターホルダー

マルイAK47純正チャンバー

全ての駆動部品を交換しました。

言い出すとキリがないのですが

マルイAK47のバージョン3寸法かと思いきや

ノズル&チャンバーが独自サイズで

ノズルをマルイ規格に換えようとすると

全然駄目です。

撃てるには撃てますがノズルがマルイより1ミリほど長いのです。

E&Lチャンバーもメカボにネジ止めされていて良さそうなのですが

上部1本のネジなのでマガジンを刺すとチャンバー前方が上向きます。

ほんと細かいトコなのですが

寸法がアチコチ微妙に違うので

きっちり弄るなら基準値を出す為にも

メカボだけはマルイに交換しないと100パーセントの完全を

目指す事はできません。

モーターホルダーに関しては

上部の噛み合わせが噛んでいないのと

マルイより肉が薄いです。

それと

LCTのマグウエルスペーサーを組み込んで欲しいとの事だったのですが

形状的に組めないので

アルミで製作いたしました。



2ピース構造で後方の板をラジペンで引く抜けば

スペーサーを取り外し出来ます。


巷では実銃同様のスチールボディーの

頑丈で丈夫な完璧なAKと言われてますが、

アウターバレルをイモネジ2本で止めて(貫通ではなく押さえてるだけ)る

だけなのでイモネジが緩めばフロント1式がスッポ抜けます。

正直ココだけは改善の方法がないので

ネジロック材でネジの緩み止めしております。


E&Lは全体的には雰囲気は良いのですが

残念な事の多い銃です。

錆びとフロントのスッポ抜けだけは気をつけて下さい。

  
Posted by ブラックホーキンス at 23:44Comments(2)カスタムガン

2015年11月12日

磨いております。



アルミや亜鉛と違って簡単には鏡面になりませんね。  
Posted by ブラックホーキンス at 22:57Comments(0)カスタムガン