2016年09月21日
架空銃を本気で作ると
今回はナーフバルカンにP90の電動メカボを組み込み
各種ギミックを追加してフルペイントいたしました。
前にもオーダーを頂いたお客様で
ナーフバルカンを電動にできませんか?
そんな感じでオーダーを頂きました。
ナーフに電動メカボを組む事自体はそれほど難しくないので
結構ナメていたのですが、
電動給弾トリガー連動
サイドレール追加
先端を14ミリ逆ネジ
底部バッテリーボックスを工具無しで外したい
ちょいハイサイクル
グリップに電気的セーフティー追加
スリングスイベル追加
かっこよくクールでワルなペイントで
そんな感じの依頼内容でした。
一つ一つの作業は難しくないのですが
手間がスゴイ掛かる内容のオンパレードでした。
基本アウターバレルはM4の物を軸にナーフバレルと合体させているので
センターも出ていて初速も普通に出せてます。
ここが、いい加減だと初速がキッチリと出ないんですよね。
先端も14ミリ逆ネジなのでKX3もぴったしとキマります。
ナーフのままだとココがネジでドライバーでネジを回さないと
外せないのですがスライドレバーを追加したのでワンタッチで外せます。
いつものLED付きミサイルスイッチを使い電気セーフティーになってます。
LEDが点灯している時が撃てる状態です。
サイドのボックスマガジン内に電動給弾のマガジンを内蔵してます。
基本トリガー連動なのですがゼンマイの初期巻上げと
一番最初だけチャンバーへBB弾を送り込むのは
チャージングハンドルを引く事で電気的にトリガーを通さず
直接電動マガジンを作動させる事ができます。
簡単に言うとチャージングハンドル引けばゼンマイ巻けると言う事です。
大昔に発売されていた弾数カウンターを組み込みました。
これが一番大変な作業で
本体に自然に組める部分がないので
本体後部にカウンターが自然に収まるように
フレームを造形いたしました。
それと、デフォルトのままだと電光部がむき出しで
カッコ悪いので電源オフ状態はブラックアウトするように
スモークフィルムを貼りました。
カウンターその他の電装部品のテスト動画です
https://www.youtube.com/watch?v=KbWqk5awku0
トライポットも本体デザインにあわせてペイントいたしました。
なにげにココが一番好きだったりします。
デフォルトのままだとクリック感が強すぎるので
ソノ部分も調整しております。
なにげに頭を悩ませた部分がダミーカートで
現代銃だと撃った後のリンクやカートはバラバラになって排出されるのですが
ナーフは未来銃の為?そのままリンクに繋がったまま横から出てきます。
現代銃風に見せるならダミーカートは着けないのが良いのですが
これは現代銃ではなく未来銃なので遊び心を優先しました。
高温で真鍮ではない別の金属のカートが焼けて
次々に排出されてくればカッコイイだろうと思い
その辺をイメージしてペイントしました。
今回のフルペイントは金属感を強調するのと
全体的に未来系ルックスなので
少しオーバーな感じで立体感を出しました。
使用環境が地球なのか?宇宙空間なのか?よくわからないので
樹脂部分と思われる部分は砂漠系でも森林でもなく
漆黒の闇でもない
それでいて現代の戦闘空間っぽさを残した
少し難しい色合いになったと思います。
今回はこんな感じの依頼でした。
Posted by ブラックホーキンス at 20:36│Comments(0)
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