2015年09月15日

電動ガン組み立てに役に立つコト

電動ガン組み立てに役に立つコト

今回は気分を変えてコラム的なコトです。

これから電動ガンを分解整備する方向けの事なので

分解に慣れている方にはツマラナイ内容になるかもしれません。

あくまで分解なのでチューンのコトではありません。


分解整備が慣れてない方だとメカボックスを開ける度に

スプリングがびょーんとか

おっかなビックリだと思います。

そこで分解の時に

逆転防止ラッチを解除するのですが

そんな時に役に立つのが

電動ガン組み立てに役に立つコト

コレです。

L型の六角レンチの短い方をペンチで、へし折ったモノです。

メカボックスのモーターの入る穴にコレのL型の部分を入れて

ラッチに引っ掛けて えいっ と引っ張るとラッチが解除されて

ピストンが前進します。

1回では解除しきらない事もあるのでラッチがフリーになるまでやりましょう。

Lの反対側のBB弾っぽい部分はBB弾です。

コレはチャンバーとか給弾ルートの抵抗を調べる物です。

六角レンチをライターで炙りBB弾に刺したダケのモノです。

電動ガン組み立てに役に立つコト

整備と言えばグリスUPなのですが

高価なグリスやオイルじゃなくても大丈夫です。

ウチで使ってる物は

シリンダー&ピストン&ノズル&メカボレールはセラミックグリス

ギア&軸受けはモリブデングリスです。

この2点は模型屋さんで手に入るのと量が適量で使い勝手が良いです。

それと、

最近、ウチに持ち込まれる物で他店さんでチューンされた物で多いのが

ギアのグリスの薄着けです。

グリスの抵抗とかなんとか言うらしいのですが

決してマネはしないで下さい。

分解すると大体が油分が飛んでカラカラのドライ状態になってます。

コレだとグリス付いてないのと同じです。

頻繁にメンテするなら良いのですが

数回使えばジャリジャリです。

グリスは多からず少なからず適量で

多い分には壊れるコトはないと思います。


次に気をつけたいのが

気密UPなのですが、

Oリング関係の気密はグリスで気密をとります。

なのでシリンダーヘッドとシリンダーの間は

グリスを塗ればほぼ確実に気密とれます。

もし気密が取れない場合はOリングが駄目になってるか

ゴミが付着しております。

決してシールテープは巻かないで下さい。

シールテープは便利なのですが万能ではありません。

キツく巻いて気密を取れるのは最初だけです。

って言うのもシールテープは油分がつくとグズグズになって

対象物に対しての密着力が低下します。

なのでグリスを使うトコには使ってはいけません。

気密ついでにもう一つ

マルイ純正のプラチャンバーなのですが

ホップパッキンをバレルに被せてチャンバーに挿入すると思うのですが

その時にパッキン表面に必ずグリスを塗って下さい。

コレは気密うんぬんより

ゴムの科学変化を防ぐ為です。

ゴムのパッキンとプラのチャンバーをダイレクトに接触させていると

科学変化でゴムが駄目になります。

筆箱の中で消しゴムとプラ定規がくっついてるアレです。

それを遮断する為にグリスを塗ります。

ココまでは整備の流れなのですが

わりと簡単だと思うのですが、

初心者の方はメカボの組み立ての時が難関なのではないでしょうか?

メカボを閉める際に 手がもう一つ欲しい って思うと思います。

まぁ現実では無理なので

そこで役に立つのが

ドライバーとオルファカッターです。

メカボを閉める時は上から垂直に下ろすのではなく

シリンダーヘッド側から後ろに閉じるのですが

その時にスプリング&スプリングガイドを飛ばすコトがあると思います。

電動ガン組み立てに役に立つコト

こうやってドライバーをスプリングガイドに挿入してスプリングガイドを押さえつければ

スプリングを飛ばし難いです。

メカボを閉じた時に完璧に1発で閉められるヒトは極少数だと思います。

大体がギア軸や逆転防止ラッチがズレてると思います。

そこで

電動ガン組み立てに役に立つコト

オルファカッターを隙間に入れて チョンチョン すれば位置を合せられます。

この時に刃で配線を傷つけないように注意して下さい。

軸関係をコレで良いのですが

ズレると言えば

ピストンレールとタペットだと思います。

タペットはノズルを指で押せば問題ないのですが

ピストンは上手く行きません

そこで

電動ガン組み立てに役に立つコト

ノズル先端からピンポンチや細いドライバーを入れて

ピストンを後退させると バチン とレールにハマりメカボも閉じれます。

ピストンがカジってなくてもコノ方法を使えば

スプリングの強さを簡易的に知る事ができます。

ここまで来ると

後はネジを締めれば完了なのですが

ネジの締め方について


電動ガン組み立てに役に立つコト

ネジを締める順番とかは色々な説があるので

ハショリます。

閉めこむ行為の注意点です。

マルイ純正のビスとかの場合

そのまま閉めると数回分解組み立てをすれば

ネジ穴が駄目になります。

タップを切ってって話になると大変です。

そこで、

ほんの少しの気使いでネジ穴の寿命が延びます。

ソレは

ドライバーでネジを回す時に

閉める前に逆転させて下さい。

コツって音がすると思います

音がしたらスグに閉めこみます。

これで重くなくスムーズに回ると思います。

もし重い場合はもう一度逆転させてください。

コレが荒ピッチのネジの基本的な閉め方です。

もちろんネジロック剤を散布して下さい。

ネジロックは必須です。

メカボ前方のネジが緩むとメカボが確実に割れます。


最後に、モーターのイモネジ調整をすると思います

その時の注意点として

最近はSBDとかを付けるケースが多いと思います。

SBDとかを付けるとモーターがスムーズに上下し無い事があります。

って言いますか100パーセント動き悪いです。

試しにイモネジを外して細い六角レンチでモーターを押してみれば分かります。

動きがスローだったり酷いと押したら戻ってきません。

配線やSBDを見直しても改善されないので

モーターイモネジの調整をしても

イモネジを締める分には問題無いのですが

緩める時に戻ってこないで

ある程度緩めたトコで突然モーターが戻ってくる時があります。

なので緩める度にグリップ(モーターの納まってる場所)を軽く

ドライバーの柄とかで叩いてください。

これで突然のモーター戻りを解消できると思います。


今回は長々と書いてみたのですが

どうでしょうか?

あくまで自論な部分もあるので完璧とか絶対では無いと思いますが、

なんらかのヒントになってくれれば幸いと思います。











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Posted by ブラックホーキンス at 21:47│Comments(0)そのた
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