2015年04月12日

L96AWSは難易度高し



今回の依頼品はL96AWSのチューンです。

自分用でも作ってるし(屋外で1度も撃ってない)基本VSRだろうと思い

簡単なキモチで受けたのですが


甘かったです。

2日で終わらせる予定の物が

約2週間かかりました。


事の成り行きは、

ツイッターでの1本のメッセージでした。


ミリブロのL96記事を見ました。

僕のL96も1000メーター先のタリバン兵を狙撃できるようにお願いします。(脳内で)



そんな訳で1000メートル先のタリバン兵を狙撃できる(脳内で)銃の製作に入る事になりました。



この銃はノーマルの完成度が高いのですが

リアル給弾マガジンの為にギリギリの設計で

シリンダーアッセンブリーに弄る余地がほぼありません。

箱出しの状態ですと0.2g弾で94~97出てますが

メインスプリングの初期ヘタリ以降は86ぐらいまで下降いたします。

VSRの場合だとシリンダーに余裕もあるので、スプリングを変えなくても

かさ上げすれば簡単に初速調整できるのですが

96AWSの場合まったく出来ません。

スプリングを交換するにもノーマルピストン対応のスプリングが売られていないので

カスタムピストンとスプリングガイドも同時に変更になります。

ただ、カスタムのピストンの大半が金属製なので

純正のシアーの場合、強度的に負けてしまうので

トリガーBOXも一式で交換になってしまいます。

そうなると費用も高くなりますし

純正の樹脂ピストンより金属ピストンの方が

引きの「ジャリジャリ感」が目立つのであまり好きではありません。

結局のトコロ選択肢は フルカスタム or 限りなくノーマル のどちらかになります。

ただ狙う初速が90前後なのにフルカスタムは正直、パーツがオーバースペックになるので

もったいないと思うのでお勧めしません。

そんな部分にお金を使うなら良いスコープにお金使う方が断然良いです。

って事なのですが

初速が上がらないと話になりません。

なので、

なんとか初速を上げます。

スプリングには頼れないので気密関係で初速を稼ぎます。



指でノズルを押さえてピストンを手動で下げて離した状態。



ピストン関係の調整で100パーセント気密までもっていけます。

次はチャンバーの気密なのですが

純正チャンバーはHOPパッキンの交換すら難しいぐらい内径がキツキツ状態なのですが

バレルを指で塞いで撃つと

チャンバーから盛大にエアーが漏れます。

VSRとかならシールテープ巻くとかで対処できるのですが

L96ではチャンバーがキツ過ぎて無理です。

色々と頭をひねった結果

別の方法で100パーセント気密をとる事ができました。

結果、

G&Gバイオ0.2gで

HOPゼロで88

3クリック 92

1時半辺りクリックで91

5時辺りクリックで90

と言うトコまで初速を上げました。

初速面ではコレ以上にするのは無理なので

この辺にしときます。

後は遠距離での命中率を上げる為の加工なのですが

色々と載せられないので控えます。


コレで大体良い感じの初速&弾道になったのですが



この酸化した亜鉛のボルトハンドルが気になります。

お客様からは何も言われてないのですが

酸化したボルトハンドルは酸化が進むと

折れやすくなるので勝手に治しときました。




これで綺麗だし折れ難くなります。

そんなわけで長くなりましたが

1000メートル先のタリバン兵を狙撃できる(脳内で)AI L96AWSが完成しました。
  
Posted by ブラックホーキンス at 01:04Comments(6)カスタムガン